ヴェルナー・パントン

ヴェルナー・パントンはコペンハーゲンの王立美術アカデミーで建築を専攻しました。アルネ・ヤコブセンの建設事務所で働き、1955年にパントン自身の建築デザイン事務所を設立しました。ルイス・ポールセン社、フリッツ・ハンセン社、ヴィトラ社などから照明や家具など多くの作品を発表しました。パントンらしい斬新な色使いや、デザインに裏付けられた造形は、それまでの家具業界の常識を一変させ皆を驚かせました。1960年に発表された名作「Panton Chair」は、世界初のプラスチック一体成型の椅子として現在でも高い評価を得ています。